初期費用を抑えてスペースを確保する
コワーキングスペースやシェアオフィスなどのメリットは、長期の賃貸借契約の従来型賃貸にあるような保証金や礼金が発生しない点にあります。
また、仕事に必要な設備などを揃える必要がないので、初期費用を抑えてスペースを確保する点も利点の1つです。
支払い方法が月額制の際は、所定の料金で施設の営業時間内ならばいつでも使用することができます。
ドロップインの際は、「特定のプロジェクトがある期間のみ」や「場所を変えて仕事に集中したいとき」など、必要な際にピンポイントで使用すると便利でしょう。
中には、複数の拠点で利用が可能な施設もあり、その日の気分や予定に合わせ場所を選択できるというのもメリットかもしれません。
郵便物の受け取りやルームクリーニング・発送代行などのサービスが充実している施設を選ぶと、自分は仕事のみに集中することができるのもメリットでしょう。
普段は会議室が併設されている
デメリットとして、他の利用者さんと場所を共有するため、機密情報が含まれる作業はしにくく、商談やミーティングには向いていない点を挙げることができます。
ただし、会議室が併設されている場合は、必要に応じてレンタルすればデメリットは解消されます。
シェアオフィス(個室タイプ)については、従来型賃貸オフィスと比べると小規模なことが多いものの、専用スペースを確保できれば使い勝手は良くなるでしょう。
専用スペースはオープンスペースと併設されているということが多く、その際は双方の利用が可能です。
会議やセキュリティに気を使う仕事が安心してできるのは、個室タイプの大きなメリットだといえます。
施設の中には、大小様々な個室を用意しているところもあるので、状況に合わせて選ぶことが可能です。
デメリットとしては、コワーキングスペースやオープンスペースタイプのシェアオフィスよりも、使用料金が高くなるということでしょう。