オフィスを用意してもらえない
仕事部屋のレンタルが注目を浴びている背景としては、フリーランス人口やテレワークなどの増加が要因と考えられるかもしれません。
フリーランスとは、企業に属さずに独立して仕事を引き請ける働き方のことや、またそのような働き方をしている人を指しています。
会社員のようにオフィスを用意してもらえないので、自宅で仕事を行うフリーランスは少なくないのです。
昨今はフリーランス人口も増加の一途にあり、労働人口に占める割合も急激に大きくなってきました。
働き方改革やコロナ禍の影響により、テレワークを導入する企業が増えたことにも原因があります。
テレワークには、在宅勤務やモバイル勤務・サテライトオフィス勤務などがありますが、いずれも新型コロナウィルス対策としてテレワークに移行する傾向は今でも続いているのです。
施設により充実度は異なる
自宅で仕事を行う方が増加した事は、作業部屋のレンタル需要が高まっている一つの理由と推測できます。
ビジネス用途では「コワーキングスペース」や「シェアオフィス」などが、レンタル可能な代表的施設として知られています。
コワーキングスペースやシェアオフィスについても、企業や個人がワークスペースを共同利用することが可能な施設です。
どちらも、ゆとりの空間でフリーアドレス制なのが一般的ですが、シェアオフィスには個室もあるので使いやすいかもしれません。
利用方法としては、月間の使用料金を支払う「月額制」と利用した時間に応じ利用料が発生する「従量制」の2種類があります。
また施設により、その充実度は違いますが、仕事に必要な設備が整えられているというのもコワーキングスペースやシェアオフィスの特徴でしょう。